折々の歌

2021/09/02

燗酒

 夏はまるで、でんぐり返しでもするかのように過ぎていった。
 で、今夜は涼しいというより寒いくらいだ。
 ビール、冷酒から熱燗へ(ワインも白・赤あったっけ)。
 まだ週半ばだけど、つい一杯。
 心変わりではないぞ。
 季節の移ろいに身を委ねたまで ・・・ なんて言い訳がましく、また、一献。

          葉月去り疾く燗酒とよりもどし

       Img_3101

2021/08/20

秋近し ?

   Img_3068

      ビル風も味方にならぬ暑さかな

 日中は暑さが戻り地上での歩行は日陰を選ぶ。
  ビル風は熱風を送ってくるばかりだ。

   で、ひとたび地下鉄に乗るや、冷房いと強し。
     温度差が、きつい。

   Img_3069

 が、夕されば吹く風心地よく、虫の音すだく。
   秋の気配 ・・・・・

 いや、気をつけよ。まだまだ分からぬ。

 負けてはいけない。
  免疫力強化 !

   公園には見知らぬ仲間たちが黙々と走っている。

    Img_3048


2021/08/12

夕蝉

 

       夕蝉や わがもの顏に 雨上がり

     Img_299333

   
      久々の暑さ凌ぎかと思いきや、大雨注意報が同梱。
        またもや「今まで経験したことのない」災害のおそれ、か。
          列島全体に悲憤と気疲れが重積してゆく。

 

 

2021/08/09

祭のあと

     

     Simg_29642  20210809at35s_p    
    
                 しばらくは 祭の余韻 原爆忌

 

      

2021/08/05

今年の百日紅

     Simg_2944

 

 暑い。むやみに暑い。猛烈な暑さだ。
 いつの間にか今年も百日紅が咲いている。
 この季節に生まれた娘も早や二児の母となり、シンガポールで最初の夏を迎えている。
 安全・安心は東京とは比較にならない。外国人へのワクチン接種も始まっているとのこと。

       さるすべり 異国情緒で咲きにけり

 この花にそんな趣きはないのだが、はるか彼方へ連なる飛行機雲を見ているとそんな気がする。

 

     Simg_2535


      これまでの「今年の百日紅」のうた

2021/07/31

七月逝く

     Img_2939

       狂乱の七月逝きぬモノクロに

 

 

2021/07/29

巣篭り

 

     巣篭りや 汗かかねども 筆止まり

  Simg_2708

 

 

2021/07/13

睡眠障害

        Simg_2683

 途中覚醒が最近多い。
 12時前に就床し、2、3時間で目を覚まし(睡眠薬を服用しているにも関わらず、である)、その後朝までうとうとする。
 こんな日は日中とくにスッキリしない。朝起きたときからぐったりしている。
 それでも仕事が始まると眠気などどこかへ行ってしまっている。が、仕事が終わると急激に眠気に襲われ、仮眠に走る。

 睡眠薬のお世話になってもう随分になる。20年くらいは経つか。少量ではあるにしても依存性は生じているように思う。
 睡眠剤の長期連用で認知が進むなんてことが巷間伝えられるが、真偽不明、自分が当てはまるのか、自分では分からない。
 懇意にしている年上の心療クリニックの先生に言わせると、睡眠不足で日中のパフォーマンスが落ちるよりは眠剤を飲んでスッキリ眠ったほうがよっぽどいい、長年服用しているけどどうってことはないさ、とのこと。
 この先輩、認知が入っているとは到底思えない。こういう人が近くにいると心強い。

 しかし、きょうは眠かった。
 午後30分くらいシェスタをとったけれども、起きてからむやみに疲労感がのしかかる。
 意を決して無理やり(ホントに無理やり、である)ベッドから離れ、プランクで体幹に刺激を入れ、それからジョギングに出た。
 蒸し暑い。スピードが全く出ない。必然、ウオーク&ジョグとなる。
 なんでこんな思いしてまで走るのか。心中、苦笑いしながら走る。
 10キロ移動するのに1時間半もかかった。


          なほ走る未練がましく盆の暮れ

       Simg_2685

  
        わが睡眠障害については、くりかえし記している。
           2019年6月 2020年1月
          この間、状況は些か変化しているような、いないような ・・・・・ 覚束ない。

 

 

2021/07/06

日々是眠し

 日々早朝覚醒する。就眠時間と関係なしに目覚めてしまう。中高年者に特徴的現象ではあるが、睡眠時間は短くなる、したがって日中眠気を催す。だからほとんど必ず昼食後に短時間仮眠する。10分か15分だったのが最近はどうかすると30分にも及ぶ。
 帰宅後も眠くなることが多い。夕方もまた仮眠する。これも30分に及ぶことが多い。起きるとぐったりと疲労倦怠感に溺れる。
 夜はすぐに眠りに就くことができる(軽い睡眠導入剤の世話になっているとはいえ)。
 要するに1日中眠い。

 それほど肉体を酷使しているわけではない。となれば気持ちの問題か、ということで、わが身に鞭打って(でもないのだが)、意を決して走りに出れば、まあ走れる。
 しかし、スピードが上がらない。1時間も走るとがっくりと足にくる。前はこんなじゃなかった、ならば前とはどれほど前のことだったか、つい2、3か月前のような気もする。

       Simg_2663

 天候のせいだろうか。梅雨。―― それもあるか。鬱陶しい。
 コロナ。 ―― 無論あり、だ。(それにオリンピックのこと ―― 考えたくもない)
 年。―― それは大いにもあろう。それが一番の要因ではないか。たしかに。
 受け入れねばならぬのだ。老いを ・・・・ おいおい。

       Img_2673

 相変わらず気分を害する不整脈、期外収縮は月に2、3日は出る。
 この間は起き掛けに違和感を覚え、アップルウォッチを慌てて装着して記録したら数秒間も心拍記録がとれない。要するに心停止だ。寝起きだし、慌てていたから正確に記録できたかどうか定かではないとはいえ、こんなに長く出たのは初めてだから、心中穏やかではない。
 繰り返されるようならペースメーカーの埋め込みが必要になる。

       Img_2612

 ・・・・ などなど考えを巡らせていると、またグダグダと空虚な時が過ぎ、そのうち雨がぱらついてきたりすることがここのところ多い。で、走る。走るというよりはジョグ&ウオーク。無理はしない。心拍数が120をオーバーしない範囲で。
 走行距離:3月185キロ、4月120キロ、5月133キロ、6月155キロ。―― ほどほどに身の程わきまえて ・・・・

       Simg_2669

        暴れ梅雨堪へて咲くや蕎麦の花 

 梅雨らしい降り方には遠い。豪雨禍だ。
 実朝は祈った。

       時により過ぐれば民の嘆きなり八大竜王雨やめたまへ


 

 

2021/06/29

水無月詠草

     Simg_2625


     紫陽花にひかれ踏み入る去年(こぞ)の道
             ( ・・・ いつか来し道 デジャブなるかや)

     蛙鳴き虚空飲み込む湯浴みかな
             ( ・・・ 山辺の露天唯我独尊)

     酸素引き歩む翁のシャツの汗
             ( ・・・ 後ろ姿の寂寞として)

     スマホより梅雨なき国の孫の声
             ( ・・・ 抱き上げたくも叶はざりけり)

     梅雨晴れや古人の言のしたたかさ
             ( ・・・ 明日をな思ひ煩ひそとて)

     水無月の尽きて過日を嘆きけり
             ( ・・・ 残る半ばも疾く逝くものか)

     Half a year is gone
         leaving me along the lane
             without fruitful memory

      Simg_2639

より以前の記事一覧