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2021/07/08

ギターふたたび ・・・ 昔取った杵柄?

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 2週間ほど前からギターを引っ張り出して弾いている。弾き語りといえば聞こえはいいが、ホントのカッコいいには程遠い。
 何を思いたってのことか、自分でわからない。もう10年ぶりくらいだろうか。

 弾いてみて ・・・ 指が動かない、というか開かない。5本指を駆使して弦をフレット上にうまく押さえきれない。
 色々とコードを展開させてみるが和音が濁る。特にF(ドファラ)の類。 
 5分も経たぬうち指先が痛くなり続けられない。
 それでもだいぶまともになってはきた(と思う)。
 指先も少しずつ硬くなってはきたが、タコが出来るにはまだかなりかかりそうである。

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 昔、半世紀も前に記した五線譜が残っている。
 これを再現しようとしたが全くうまくゆかぬ。よくこんなに複雑なコードを押さえられたものだと我ながら感心する。

 指も動かぬが、声が出ない。音域がひどく狭くなっている。音程も歌いながら自分でも不確かなのが判る。
 こんなはずじゃなかった、カラオケで喝采を浴びながら(お追従、ヨイショはあったにせよ)、歌っていたあの頃のおれ(最後に行ったのはもう10年以上前だな)、どこへ行ってしまったんだ。 ・・・ どこへも行きゃあしませんて。老いたのでございますよ。
 そう、たしかに老いたな。昔取った杵柄、などと述懐するのも口幅ったいこと。

 懐メロで登場する同世代の歌手を見て痛々しく感じることも多いが、全然老いを感じさせない人も少なからずおられる。
 小田和正さん、さだまさしさん、松崎しげるさん。海外でもポール・マッカートニーはお元気そうだし、エリック・クラプトンもまだまだ行けてる。先日車のラジオを聞いていたら81歳のリンゴ・スターがドラムを叩きながら昔ながらの歌いっぷりを披露しているのにもびっくりした(もともとあまりお上手ではなかったけれど)。

 ―― 何言ってるんだ、かれらはみなプロじゃないか。
 ―― そりゃあそうだけど、ああいう人たちがいると励みになるよ。
 ―― まあ、そうだな。

 高校、大学の頃は人前でやらかして喜んでいた。
 よくやったものだと慚愧・羞恥の念に今更ながら駆られるが、いやもう過ぎたこと、みんな忘れてるさ。
 ・・・ と、気持ち新たに今夜もしばし修練に励む。

 大きな音が出ないようにサウンド・ホールを塞いでやっているが(それに声もあまり出ないし)、とはいえ、ご近所にどれほど聞えていないか、今のところ苦情が持ち込まれていないのは、我慢していなさるのか、呆れておられるのか、もしや触れてはならぬものと恐れおののいていらっしゃるのでは ・・・ そんなことないか ・・・ でも、注意、注意。
 そして目差すは自己満足の世界のみ。いつかギター抱えてひとりカラオケでも行くか。

       




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