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2020/11/03

寺町逍遥

 孫たちのお守りから解き放たれてか、孫ロスを鎮めるためか、娘らを送り出すと早々に仙台へ行った。9月以来である。
 仙台駅の東側に寺町があり、一度巡ってみたいと思っていた。

 新寺通り界隈にはかなり多くのお寺がそれぞれそれなりの規模の佇まいを見せてはいたのだが、ほとんどは伊達家勃興後の創建であるから(それ以前の開基になると伝わるものもあるとはいえ)、建築様式に共通点が多々見られる(一言でいえば「武ばっている」、か)のは当然かもしれない。
 次々に現れるお寺の佇まいが同じように感じられ(歩き疲れもあったのかもしれない)、さして広くはない地域に禅宗・日蓮宗・浄土宗など諸宗混在しており、開祖のお方たち同士の勢力争い、せめぎあいなどいかがなものだったろうかなどと余計な邪推をめぐらせたのはおのが下衆根性のなせるわざには違いないとはいえ、少々食傷気味の感懐に見舞われたことは白状しよう。

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 いちばん残念だったのはガイドブックには諸寺にいろいろなご本尊の仏様が記載されているのだが、どこも「拝観受付」のようなものがなく、お堂も庫裏も扉を閉じていたこと。わざわざ案内を請う気にはならなかった。
 
 期待した「古寺巡礼」の気分は体験できなかったけれど、仙台という都市の歴史を考えてみれば、まァ、予測はできたはず、とこれは結果論か。

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      寺々をあまためぐれどみほとけの姿しえ見ずいとぞむなしき

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